在学生の方へ
こんな時には 障がい学生支援室!!
~あなたの大学生活を未来へと続くものにするために~
- 人前で考えがまとまらない
- レポートの提出が間に合わない
- 履修計画が立てられない
- 先生とのコミュニケーションやグループワークでのコミュニケーションがむずかしい
- 緊張すると体調がすぐれず、授業中つらいです。
島根大学では,障がいの有無や程度によって分け隔てることなく,その能力と特性を持つ障がいのある学生を受け入れ,就学のために必要な適切な支援を積極的に行うことを基本方針として定めています。修学するうえで,困り感が出てきたら合理的配慮の申請をするという方法もあります。
『合理的配慮とは』
教育内容の本質を変えることなく,障がいによる社会的障壁を取り除くための調整です。それにより,他の学生たちと同じスタートラインに立つことを意味します。評価基準の変更や,課題の免除,また単位取得や卒業を保証するものではありません。 まずは,障がい学生支援室の相談窓口に行ってみてはいかがでしょうか。
障がい学生は様々なバリア(社会的障壁)や不当な差別的取扱いを受けることで、教育の機会を阻害され、マイナス地点からのスタートを課されています。バリア(社会的障壁)の種類が同じ学生もいれば、異なっている学生もいます。また、バリア(社会的障壁)の数やマイナスの程度も学生によって異なります。
図で示すとこんな感じ…です。
支援の一例
支援内容をご覧ください
支援の流れ
※合理的配慮が必要な場合
障がい学生支援室に連絡
専任教員と面談
修学支援申請書等の提出
配慮内容の検討
授業担当教員に配慮依頼文書を通知
配慮の開始
※合理的配慮が必要でない場合
一緒に相談しながら困りごとを解消,また緩和していきましょう。
学生さんの困りごとに適切に対応するために,ご本人の承諾のもとに保健管理センター,学生相談室,学生支援センター,大学教育センター,指導教員をご紹介することがあります。
~事例紹介~
支援について実際お問合せの多い事例を紹介しています。
これは一例ですので,判断に困った場合はぜひご相談ください。
Q 体調によっては,授業の最中でも離席することがあります。座席をドアの近くに指定することはできますか?
A 合理的配慮の中には「座席指定」も入りますので、大丈夫ですよ。
Q 配慮申請を検討しています。配慮の決定がでたら,それまでに欠席した講義も配慮の対象になりますか?
A 配慮決定の申請がおりて以降の講義に対して対象となります。よって,申請以前は対象となりません。
Q 職員の方に学生証を預けるので,自宅にいる私の代わりに,図書館で本を借りてきてもらいたいのですがお願いできますか?
A 職員であっても学生証を預かることはできません。そもそも合理的配慮とは,学内であなた自身が主体的に活動する場合に限り,可能なサポートを受けることです。
また,面談を担当される先生から次のような事例紹介がありました
Q 身体的な機能の問題上で、みれない・ききとれない情報があります。また運動制限やできない動作があり不安です。
A 授業や試験などで障がいを起因とした修学上の困りごとがあれば、診断の有無に関わらず、ぜひ障がい学生支援室にご相談ください。
Q 合理的配慮の内容を決めたけど、授業を受けていく中でなんとなく自分に合わない感じがします。こうしてもらった方がラクかも、ということを思いついたのですが・・・。
私も、しばらく合理的配慮を受けながら修学していましたが、もう配慮がなくても大丈夫かなと思います。こんな時はどうしたら?
A 配慮内容の修正や追加,また削除はいつでも可能ですよ。障がい学生支援室までご相談ください。
Q 授業を受けているけど,合理的配慮をしてもらえている感じがしません。要望していた内容と異なった対応がされているような気がします。
A 合理的配慮の提供がない場合は,すぐに障がい学生支援室までご相談ください。また,授業によって配慮の内容に軽微な変更があるかもしれませんが,あまりにも内容が異なる場合にも障がい学生支援室までご連絡ください。